• 物価は上がるのに、給料はなかなか増えない…
  • 「今、家を建てて本当に大丈夫?」という不安が増えています
  • 今日は、GX志向型住宅+補助金
    「本当におトクなのか?」を、数字を交えながら正直にお話しします

(子育てグリーン住宅支援事業の後続事業)

すべての世帯GX志向型住宅110万円/戸(125万円/戸)
()は1~4地域
子育て世帯
または
若者夫婦世帯
長期優良住宅75万円/戸(80万円/戸)
長期優良住宅、 古家の除却を行う場合95万円/戸(100万円/戸)
ZEH水準住宅35万円/戸(40万円/戸)
ZEH水準住宅、 古家の除却を行う場合55万円/戸(60万円/戸)

GX志向型住宅とは?

  • 一番の違いは「断熱性能」
    • ZEH・長期優良住宅:断熱等性能等級 5以上
    • GX志向型住宅:断熱等性能等級 6以上(より高性能な断熱が必須)
  • 一次エネルギー消費量(BEI)の基準もより厳しい
    • ZEH・長期優良住宅:BEI 0.8以下
    • GX志向型住宅:BEI 0.65以下(数値が小さいほど省エネ)

→ つまり、GX志向型住宅は
断熱性能も省エネ性能(BEI)も、ZEH・長期優良住宅より一段高い水準が求められる住宅で、
その結果、冷暖房・給湯などのエネルギー消費が少なくなり、光熱費削減につながりやすいというのが特徴です。

一次エネルギー消費量とは?

「電気やガスの“もと”になっているエネルギー資源を、どれだけ使っているかを表した量」です。

少し分けていうと:

  • 一次エネルギーとは?
    人間が使いやすい形に変換される前の、自然界にあるままのエネルギーのことです。
    例)石油・石炭・天然ガス・ウラン・水力・太陽光・風力 など
  • 一次エネルギー消費量とは?
    建物で実際に使っている
    • 電気(kWh)
    • 都市ガス・LPガス
    • 灯油 など
      これらを「その電気やガスをつくるために、元の資源をどれだけ使ったか」という形に換算して合計したものです。
      → つまり、建物が地球全体の資源をどれくらい消費しているかを見る指標。
  • BEIとの関係(ざっくり)
    BEI =「設計した建物の一次エネルギー消費量」÷「基準となる建物の一次エネルギー消費量」
    → なので、BEIの値が小さい=元のエネルギー資源の使用量が少ない=省エネ、という意味になります。
福岡市工務店の長期優良住宅のトータルコスト比較(売却まで)

長期優良住宅がコスト増になる!? 項目 一般住宅(A)長期優良住宅(B)B-A(差額)備考工事費(フラット35総支払額)工事費3,000万ローン総支払4,015万①(下記参照)工…

お問い合わせ・相談

「家づくりに関するご質問やご相談はこちらから」 「理想の住まいづくりをサポートします」 家づくりガイドでは、福岡エリアでの住まいづくりに関するご質問やご相談を受…

今の家計で無理なくマイホームを建てるには?
〜GX志向型住宅とお金のリアルなお話〜

ポイント

  • 物価は上がるのに、給料はなかなか増えない…
  • 「今、家を建てて本当に大丈夫?」という不安が増えています
  • 今日は、GX志向型住宅+補助金
    「本当におトクなのか?」を、数字を交えながら正直にお話しします

今のご家計の現実

「建てられる」より「返せる」が大事な時代

  • 生活費・物価・光熱費 → 上昇傾向
  • 給料 → それほど増えていないという方が多い
  • 住宅ローンは年収で上限が決まるため、
    • 建築費が少し増えるだけで
      「ローンの審査に通らない」「希望の土地・間取りをあきらめる」
      というケースも
  • 私たちはまず、
    “安心して返せる金額の範囲で家づくりをする” ことを一番大切にしています

GX志向型住宅ってなに?

難しい言葉を使わずに説明

  • かんたんに言うと、
    • 断熱性能や省エネ性能を高めた「エコな家」
    • 太陽光発電などの再エネ設備を組み合わせる場合も
  • メリット
    • 冬あたたかく、夏すずしい
    • 光熱費が下がる可能性
    • CO₂排出を減らせる
  • 一定の条件を満たすと国の補助金の対象になることがあります

補助金の「いいところ」と「落とし穴」

いいところ

  • 初期費用の一部を、国がサポートしてくれる
  • 性能の高い仕様・設備を選ぶきっかけになる

気をつけたいところ

  • 補助金をもらうために、
    断熱・窓・設備のグレードアップが必要になる
  • そのグレードアップ費用が
    補助金額よりずっと高くなるケースが多い
  • 結果として、
    • 建築費が上がる
    • 住宅ローンの上限を超えてしまい、
      希望の計画が成り立たなくなることも

イメージ例①:建築費の比較

※数字はあくまでイメージです。実際の計画で個別に計算します。

  • A)標準的な省エネ仕様の家
    • 建築費:3,000万円
  • B)GX志向型仕様にグレードアップ
    • 断熱強化・高性能サッシ・高効率設備など:+400万円
    • 国の補助金:▲125万円(2025年11月28日~)
    • 実質の追加負担:+275万円
  • 35年ローン・金利1.9%とすると
    → 追加275万円で月々約10,000の返済増(目安)

補助金を使っても、
「月々の返済はそれなりに増える」というのが現実です。


イメージ例②:光熱費の比較

※こちらもイメージです。ご家族・地域・暮らし方で変わります。

  • A)標準仕様の家
    • 月々の光熱費:約20,000円
  • B)GX志向型仕様の家
    • 月々の光熱費:約15,000円(▲5,000円)
  • 差額:▲5,000円/月
    → 30年で見ると:
    5,000円 × 12ヶ月 × 30年 = 約180万円の削減
  • 先ほどの例では、
    • 建築費の追加:約275万円(建築費増400万ー補助金125万)
    • 光熱費の削減:約180万円

180万円 < 275万円(30年間の支払合計は360万追加)
→ 現状の光熱費水準では、
「光熱費だけで元を取る」のは難しいケースも多いのです。


将来の光熱費はどうなる?

  • もちろん、今後さらに光熱費が上がれば
    → GX志向型住宅のメリットは大きくなります
  • しかし、
    • 電気代・ガス代がどこまで上がるか
      正確に予測することは誰にもできません
  • 私たちは、
    • 「絶対に得をします」とは言い切れない
    • だからこそ、無理な投資はおすすめしません

当社の考え方(スタンス)

物価高なのに給料が上がりにくい今だからこそ

  • 最優先するのは
    “無理のない返済計画” と “安心して暮らせること”
  • 補助金ありきで
    「高い仕様をとにかくおすすめする」ことはしていません
  • GX志向型住宅そのものは、とても良い考え方ですが、
    • すべてのお客様に一律で積極的におすすめすることは難しい
    • ご家族の収入・ライフプランによって、向き・不向きがあります

「どこまで性能を上げるか」の優先順位

優先して検討したいところ(費用対効果が高いことが多い)

  • 断熱性能(壁・天井・床の断熱)
  • 窓の性能(サッシ・ガラス)
  • 日射の取り入れ方・遮り方(設計の工夫)

ご予算と相談しながら決めたいところ

  • 太陽光発電
  • 蓄電池
  • 高額な設備機器(ハイグレードキッチン・浴室 等)

将来リフォームでも対応しやすいところ

  • 内装のグレードアップ
  • 収納や造作家具 など

限られたご予算の中で、
「今しかできない性能アップ」に優先的にお金を使う
という考え方でご提案します。


よくあるご質問(Q&A)

Q. 補助金をもらえるなら、使わないと損じゃないですか?
A. 補助金だけを見るとお得に見えますが、
 「補助金をもらうために増える建築費」を含めた総額で考えることが大切です。
 結果的にトータルで支出が増えるなら、無理に狙う必要はありません。

Q. GX志向型にしないと、将来困りませんか?
A. 一定以上の断熱・省エネ性能はきちんと確保したうえで、
 「必要以上に高性能にしすぎない」という選択肢もあります。
 将来のリフォームで性能を高める方法もあります。

Q. 御社はGX志向型住宅をあまり勧めないのですか?
A. 環境や省エネは大切だと考えています。
 ただし、今の経済状況では、
 お客様の家計に無理のないことを最優先にしています。
 本当にプラスになるケースでは、GX志向型の仕様もご提案します。


まとめ

  • 補助金があるからといって、
    必ずしも「得」になるとは限りません
  • まずは
    • ご家族の収入・将来のライフプランを踏まえて
    • **「安心して返せる金額」**を一緒に確認しましょう
  • そのうえで、
    • 無理のない範囲で
    • GX志向型のメリットも取り入れた
      バランスの良い家づくりをご提案します
  • 私たちは、 「今、建てて良かった」と
    将来も思っていただける計画だけを
    ご一緒に考えていきたいと思っています
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