🏠 家づくりでの「外観決定」の流れ

① 土地条件・周辺環境の把握

  • 道路付けの方角、隣家との距離、視線の抜け方、採光条件などを確認。
  • プライバシーを確保したい立地か、逆に開放感を活かせる立地かを判断。

② 間取り(内部空間)の希望を明確にする

  • 部屋数や広さ、LDKの位置、家事動線などを整理。
  • 間取りが先に決まることで、窓の位置や大きさ、建物の形が自ずと導かれる。

③ 建物の形状(ボリューム)を検討する

  • 「総2階」「L字型」「凹型」「平屋」など建物形状を検討。
  • 敷地形状や建ぺい率・容積率、日照、予算を考慮して現実的なボリュームに。

④ 屋根形状を決める

  • 片流れ屋根:シャープでモダンな印象
  • 切妻屋根:安定感があり日本の住宅に多い
  • 陸屋根:フラットで都会的な外観 など

⑤ 窓の大きさ・配置を考える

  • 採光・通風のために大きな窓を設けるか、視線対策として小さくするか。
  • プライバシー重視の家 → 小窓や高窓が多め
  • 開放的な印象の家 → 大きな掃き出し窓、連窓など

⑥ 玄関のあり方を検討する

  • 対外的な印象を重視 → 広くて開放的な玄関
  • 生活空間優先 → 玄関はコンパクトにして居室を広く
  • 土間収納やシューズクロークなど、使い勝手にも影響

⑦ 外壁の素材・色を選定する

  • 素材感(サイディング、塗り壁、タイル等)で高級感・個性を演出
  • 色は街並みや周囲との調和を考慮するか?(ベージュ系・グレー系 が日本の住宅は多い)

⑧ 全体バランスと印象を確認

  • ファサード(正面)のまとまりを意識
  • デザイン性と実用性のバランスをとる
  • モダン、ナチュラル、和風など全体のテイストに統一感を持たせる

🔍 ポイント

  • 「間取り」が先に決まり、外観はその結果として生まれる部分が多い
  • ただし外観にこだわりがある場合は、間取りと並行して調整が必要
  • 建築士との密な相談で「中と外のちょうどいい関係」をつくるのが理想

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